2004年2月20日 初 FETE へ★★★ 初 FETE へ ★★★朝、8:00 am もはや目が覚める、昨日と言うか、今朝寝たのが、3:30を回っていたと言うのに・・・。 JET LAGの野郎~、てめぇ~、覚えとけよ!と思いつつ、ぐっすり眠るKasumiを横目に (彼女はアメリカ在住だから時差ぼけがない・・・)ベットを起き出す。 JET LAGもそうだけど、朝から斜め向かいの家の芝刈りをやっていて、うるさいったらありゃしないのよ。日差しもまぶしいし・・・。 もちろん、Jossaneも起きていない。Jossaneのママは、もう仕事(学校の先生)に行ったようだ。 2人が目覚めるまで、一人ポーチで、会社に行く人や、学校に向かう子供たちを眺めて過ごす。 10:00 am 前、2人も起きだして来たので、朝食を作って食べることに。Jossaneが冷蔵庫にあるものは 何でも、いつでも自由に使って良いから、と言うので、目玉焼きを作って、パンにスライスしたトマト、 さっと炒めた玉ねぎ、目玉焼き、そして大好きなぁ~ホット・ソースを挟んで食べる。 ★ Port of Spain と トリニダードの会社 ★ 昼過ぎ、3人でマキシー・タクシーでPort of Spainに向かう。だいたい乗車時間40分弱くらいかな? もう昨年から何度このルートのこのマキシータクシーに乗っただろうか、ある時、 Jossaneのママに、 「chillはもう一人で、ここ(家)からPort of Spainまで行ける?」と聞かれ、 「うん。マキシータクシーを捕まえて、5ドル払えば良いんでしょ。行ける!」と答えたけど、 今だ、自分一人で乗った事がないので、定かではない。Port of Spainに行くのは良いのよ。 Port of Spainのバスターミナル(終点)で降りれば良いんだから。ただ、そこからJossaneの家まで 帰って来いと言われると、降りる意思を伝えるブザーを押し忘れて、ず~っと乗って行っちゃうかもね。 それはさておき、そのマキシータクシーでPort of Spainまでやって来た。 今日は、お土産の物色。市場調査。 昨年の私のお気に入り、Sun tings と、その数件隣りの、Selection Houseを物色。(Frederick St.) 今年の私の市場調査によると、Sun tingsもSelection Houseもそんなに値段に差があるように思えず、 かつ、Selection Houseの方がだんぜん品揃えが良かった気がした。 でも、Tシャツだけは、Sun tingsの方が、かわいいのが売ってた気がする。 ところで、雨が降ったりやんだりのお天気だ。 確かに、昨年来た時より、今年は随分涼しく感じる。昨年は雨なんてぜんぜん降らなかったもんなぁ~。 だから今年は随分と過ごしやすい。 丁度、Port of Spainで出くわした、マスカレーダーズ。生憎の雨だ・・・。 出るわ、出るわ、赤、青のデビルたち。またカメラを向けると寄ってくるんだ・・・。 私と友だちは、何度彼らに取り囲まれたことか・・・。 後、火を吹くデビルもいるのよね。もちろん、何かしらのアルコール成分の液体を口に含んで、 手に持っているたいまつみたいな奴に、それを口から吹きかけているんだけど、すごいね。 ところで、POSに来たのは、買い物だけの為ではなく、今夜、Michelle、Lisa、シェール(スペル知らない)の 3姉妹(Jossaneのおばさんたち)と行く、Island People "GIRL POWER 4"というFETE(パーティー)の チケットゲットのため。 トリニダードに行く寸前に、Michelleからメールが来ていて、「20日にパーティーに行くけど、 chillも行きたい?行きたいんなら、チケット買っておくから。」と、言われていたのに、 なんだかバタバタしてて、チケット買っておいて、とメールを出来ず、こんな当日になって、 またバタバタしていると言う。でも、私がバタバタしているわけではなくて、Michelleが、何とか手に入らないか、 奮闘してくれているのだ。本当、申し訳ない・・・。最初に言っておけばこんな事には。 で、チケットを売ってくれる人に会うために、とあるお店で待っていたんだけど、一向に現れず、 結局、チケットを入手できなかったの。 でも、とにかく夜直接会場に行ってみることに。 POSに新しく出来た、図書館も訪れてみる。本当に新しく広い図書館で、中に入ると、 ず~っとらせん階段が続いていて、各フロアは、子供向け、大人向け、などなどジャンルごとに分かれている。 各フロアに入るには、フロア毎に、自分の名前をサインして、番号札のようなものをもらい中に入る。 で、帰る時に番号札を返す。そうゆう仕組み。 図書館をぐるりと観察した後、Jossaneの以前働いていた会社に立ち寄る。 何が行われていたかと言うと、何と“社内カリプソ大会”である!! 会社のメインエントランスの逆側に駐車場(多分普段は駐車場なんだと思う)があって、 そこに、特設ステージと、食べ物の屋台のようなのを設置して、次々と社員の人がカリプソを歌うのだ。 ほんと、会社もお祭り騒ぎなのねぇ~。 16:00 pm 頃 Michelleのオフィスへ行く。2社目の会社訪問だ。 仕事が終わった後に、日本で言う年末の納会みたいなものなのかなぁ、カーニバルでお休みになる前だからか、 簡単なパーティーを開いていて、それに参加させてもらう。オフィスの食堂を使って、 飲物と、ピラウ、コーンスープなどを頂く(ただで)。もちろんSocaがかかっている。 しかし、わけもわからない日本人を何も言わず、むしろwelcomeと言った感じで、こんな職場のパーティーに参加させてくれる、 トリニダードの人の暖かさ・・・。身にしみます。 だいたい、日本だったら、普通、身内の人のオフィスさえ入れないでしょ?入れるの? トライしてみたことないだけ? そこで、10歳のチャージャと言う女の子に出会う。もう、いろんなものに興味深々と言った感じで、 私たち日本人を見て、とっても嬉しがってる。「日本語話してみて?」と言うので、 たいした意味もない日本語を彼女にペラペラとしゃべってあげると、「すごーい!聞いたことない!」と とっても喜んでくれる。その後も、「もう一回しゃべって!」と、いたく日本語が聞きたかったみたいだ。 歌も披露してくれた。そして、私たちが27歳だと言うとまた目をまんまるにしてびっくりしていた。かわいかったなぁ~。 Michelleのオフィスは、POSのUP TOWN(?)にあり、ベランダからは、POSの街が見渡せる。 サバンナに作ってあるステージも良くみえる。 さて、カリブ(ビール)もたらふく頂き、そろそろお暇することに。 19:00 pm 頃 TonyがJossaneの家まで送ってくれる。そして、黒い服に着替え、またパーティーのために、 POSのMichelleのアパートメントまで。 え?なぜ黒い服かって?なんか、いろいろそうゆうパーティー毎に来る人は何色の服を着て来ること。 みたいのがあるらしく、今回は、“黒”だからとMichelleに言われたわけ。 ついでに先週あったパーティーは、みんな“白”だったらしい。 ★ Island People "GIRL POWER 4" と言う fete(パーティー)へ ★ と、言うわけで、チケットもないまま、Michelleのアパートメントから、サバンナをぐるりと徒歩で半周して、会場まで。 会場は、ヒルトンのすぐ下あたりにあり、“下”って言うのも変だけど、ヒルトンは、小高い丘の上にあるの。 フロントが最上部にあり、客室に行くには、だんだん下がって行くそうだ。 だから、Jossaneは、ヒルトンは、Up side down hotelなのよ~、って言ってたな。 で、足を棒のようにして、サバンナを半周して会場に着いたんだけど、チケットがねぇ~。 日本で言うダフ屋のようなおっちゃんに聞くと、TTS 400.00だって!実際の値段がTTD 150.00だったかな? 随分ぼったくりもいい所だ。Michelleが一生懸命いろんな人にあたってみてくれる。 そしたら、2人組みの男の子。本当は、友だちが来る予定だったと言う余分なチケット2枚を、一枚TTD 125.00で譲ってくれた。 ラッキ===!実質値より安い! でも、ちょっと不安だったのは、本物かなぁ~、このチケット。って事。 21:00 pm 前くらいに、会場に入る。入り口では、チケットが本物かどうか、ブラックライトで一枚一枚 照らしている。偽造できないように、何かが施されているのだ。 ちょっとドキドキしつつ、チケットを渡す。本物だったようだ。無事、入場。 入ると、まず、ボディチェックがある。お尻のポケットに、カメラを入れておいたんだけど、 むぎゅ~~~っとお尻をつかまれた・・・。それもチェックしている人は男の人だった・・・。 でも、このボディチェックがあるお陰でみんな安全に中ですごせるのだ。 中に入ると、警察官の姿も目立つ。しかし、警察の人たちも大変だなぁ。こんなパーティーにまで来て、 安全を守らなきゃいけないんだから・・・。 このパーティー、All inclusive 中でのドリンクや、食べ物は一切合財、全部チケット代に含まれているの。 飲物ブースや、食べ物ブースがあるんだけど、その他にスポンサーなのだろう、ギネスは、 ギネスの文字の入った首から携帯とかIDとかをつるせるやつ(何て言うんだろう?)を配っていたり、 下記の写真で私が首から下げてるやつね。あと、バンダナも貰ったな。 ギネスのシャンパン割り、だとか、いろいろ配っている。何せお金を払わなくて良いので、 じゃんじゃん飲んでしまう。 ↑ chill feteにて ↑ Jossane のおばさんたち。姉妹です。 SOCAのアーティストたちのステージが始まる前は、パン・バンドの演奏も楽しんだ。(つかの間だったけど・・・その理由は下記参照) 大きな木の下に、20名編成くらいのパン・バンドがいて、Trini to de Bornとかを演奏していて、 パン好きの私は、嬉しくって、お酒片手にのりのりだったんだけど、 その大きな木には、会場のデコレーションとして、白い布がたくさんかけられていたの。 それに、何と! 火が! 燃え移って!! それも! パン・バンドの真上で!!! 火が! 燃えて!!! バンドは演奏を中断せざるを得ない状況になってしまったのですよ。 パンの音はもっともっと聴いていたかったchillですが、そのボヤ騒ぎもかなりエキサイティングだったわ! 最初バンドの人たちも自分達だけ(パンを置いて)逃げてたんだけど、思いのほか火が次々と布へ燃え移って、 下に落下してきたりしたもんだから、あわててパンを移動してた。 でも、そのパンを移動する間にも、燃えた布は落ちて来るわけで、もうさすがにそこまで行ったら、 エキサイティングだなんて言ってられなくて、バンドの人たちやパンに燃え移らないか、はらはらもんでしたよ。 しかし、普通、そうなったら、即効パンも一緒に移動するだろう?と日本人感覚では思うんだけど、 結構のんびりしてるのね、彼ら。ほほえましいやら、肝が据わってるなぁ~とかいろいろ思いましたよ。 さて、夜中の12:00 am 頃になり、そろそろSOCA アーティストのステージが始まると言う事で、 私たちもステージの方へ移動。 どんなステージの状況かと言うと、そうねぇ~、Fuji Rock Fes.のGreen Stageだっけ? メインのステージ。あんな感じ。もちろんオールスタンディングで、ここも混み混みだ。 始まる前から、かなりの人がいて、だいぶ後ろで見る事になるなぁ~と思っていたら、 Michelleが「じゃ、行くわよ!」みたいな感じで、「Excuse me」を連発して、ぐんぐん前方に人を掻き分け進んで行く。 私たちはその後を一列になって着いていくのみ! ぐんぐんぐんぐん進んでいった私たちは、結局、前から5列目くらいまでに来てしまった。 日本だと、そんな途中から「ちょっとすんませ~ん」って前に入ってこられたら、怒るよね。 だし、普通はみんなしないよね。 でも、こっちではそれが普通みたいだし、誰も怒らない。それに、好きなアーティストが出てくると、 ぐんぐん前に来る人も多々いるもんね。 一番最初は、Marchel Montanoから始まり、Rupee、Destra、と様々なSOCA アーティスト、揃い踏みである! 私たちも、バンダナふりふり、Jump Up & Wine だ!! ところで、バンダナ、ちょくちょく、ステージ上から大量に撒かれるのよね。 これも、スポンサーが提供しているんだろう、会社名の入ったもの。 入場した時に一枚ゲットした、ギネスのバンダナから始まり、このステージ中ず~っと前列にいた私たちは、 コカ・コーラ、ネスレ、スタッグ(トリニの男のビール)と、全4枚ものバンダナをゲットした。 良かったのは、もう踊りすぎて汗だくで、バンダナは振る以外にも、汗ふきタオルとなっていたんだけど、 その一枚が汗でぐしょぐしょになったなぁ~と思った頃に次の一枚が頭上から降ってきて、 それがまたしっとりしてきたら、次の一枚・・・と、次々新鮮なハンカチーフで汗をふき取れる事だった。 しかし、4枚は、さすがに多くて、新しいのを手に入れたら、古いのは、ベルトにはさんで、ってやってたんだけど、 帰る頃には、ベルトがバンダナだらけだったよ。 下記の写真は、ステージを使い捨てカメラで撮ったものです。 ↑ RUPEE 帰国後に大好きになっちゃった。。。 ↑ Machel Montano と Destraちゃん 気づけば、5:00 am 頃まで汗だくで踊りつづけ、6:00 am また、ただの、鳥のから揚げや、ダブルスで腹ごしらえをしてから Michelleのアパートメントまで戻ることに。またサバンナを半周か・・・!?と思っていたら、 さすがのトリニダディアンも疲れたのだろう、ヒッチハイクを始めた、Michelle。 ステーションワゴンで来ていた、3人組の男の子たちをなんとか捕まえ、そのステーションワゴンに、 3人+私たち5人=計8名が乗り込んで、(運転席と助手席に2人。後部座席に4人。後のトランクと言うか、 荷物を入れるところに2人・・・)なんとか、無事帰宅。 一時の就寝・・・Zzzzzz..... 翌日の日記へ |